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閏年の仕掛け

2000年の幕開けから早いもので1カ月が経ちました。

今年の元旦は、「コンピューター2000年問題」で、例年になく市役所挙げて緊張の内に新年を迎えました。

大晦日の午後10時に「対策本部」を設置したものの何のトラブルもなく、市内全域のライフラインの正常を確認、元旦の午前3時に解散して、ほっと安堵の内に帰路につきました。

しかし、あれだけマスコミを騒がしたコンピュータ2000年問題とは一体何だったのか、大いに考えさせられました。

さて、今年2000年は20世紀の最後の年です。

1000年代の終わりが1999年ではなく、2000年というのは、ちょっと不思議な気がしますが、どうやら「ゼロ」の概念は近代になって確立したとのことです。

思いを巡らせると確かに、私たちの歳を数えるのも、少し前まで、生まれた年を一歳とする「数え」で、始めての誕生日が来て一歳とする「満年齢」が一般的になったのはごく近年のことと同じ事のようです。

これなどは、まさに物の始まりをゼロからスタートするのか、一から始まるのかの違いによるものです。

昨年後半から「ミレニアム(千年紀)」と騒がれました。

正しくは来年が新世紀の始まりとなりますが、世紀末と暗くなるよりもミレニアムとお祝いした方がよいとクリントン大統領も言われたとか。

また、今年は閏年(うるうどし)ですが、これは、暦の調整のために4年に一度設けるものですが、再調整のために100で割り切れる年は平年に戻し、さらに再々調整のために400で割り切れる年には再び閏年にするといった仕掛けがあり、今年がその400年に一度の年とのことです。

市政では、今年は、昨年の12月の市議会で承認された「基本構想」に基づき、これからの10年間の浦安市のあり方を決める「基本計画」を策定する大事な年でもあります。

さらには、来年は21世紀の始まりですが、本市にとっては「市制施行20周年」といった大きな節目の年です。

いろいろな意味で、とりわけ感慨の深い今年の始めにあたり、今、12年度の大事な予算の編成に当たっていますが、連日会議を重ね悔いのない予算を市議会に上程するべく頑張っているところです。

浦安市長 松崎秀樹
(広報うらやすNo.661 2000年2月1日号に掲載)

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