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いよいよ夏到来。夏と言えば花火です。

夏の夜空を彩る大輪の花火。

すっかり浦安の風物詩として定着した感の「浦安市納涼花火大会」。

例年七月末の土曜日に開催していましたが、今年は参議院議員選挙の投票日が予定されているため、七月二十日の「海の日」の金曜日(祝日)に開催します。

打ち上げ場所も境川沿いに移動し、メインの観覧場所も、鉄鋼団地脇の道路から、高洲の海浜公園内と公園前の道路に変更します。

昨年は、九州・沖縄サミットの関係で、例年のように両国の花火大会と日にちが重ならず、三十九万人が、約八千発の花火に酔いしれました。

今年は、「市制施行二十周年」を記念して、一万発の花火が浦安の夜空を彩ります。

浦安市の納涼花火大会は、自治会連合会など市内の各種団体でつくる「ふるさとづくり推進協議会」が、人口が急増し始めた二十二年前に、「ふるさと浦安」の意識を一人でも多くの住民に持ってもらうために始まりました。

第一回から花火師には、両国の川開きの花火で江戸時代から「玉屋」と並んで有名な「鍵屋」にお願いしています。

今の第十五代目を継いでいるのはさわやかな若い女性です。

「今年は、市制二十周年にふさわしいテーマを八つに分け、女性らしい感性を花火で表現します。」と、張り切っています。

また、今年は市制二十周年を記念して「尺玉」が、久々に登場します。

浦安市の上空は、羽田空港の特別管制区域になっているために、七年前を最後に「尺玉」が揚げられなくなっていました。

今回、特別に隣の市川市と、江戸川区のご協力と国土交通省の許可を得て、「尺玉」が打ち上げられることになりました。

「尺玉」は、十号玉といい、玉の直径は約三十センチ、重さは約八・五キロです。

開かせる高度は三百三十メートル、玉が開いた直径は三百二十メートルにもなり、最も高いところで五百メートルに達するため、大変な迫力といわれています。

今回打ち上げる尺玉は「八重心変化菊」と呼ばれ、世界に類を見ない日本独特の技術で、日本の花火師しか打ち上げられない最高の花火とのことです。

鍵屋第十五代目の女性当主によると、「浦安の花火の特徴は、質を重視しているので是非、一発一発を『愛(め)でる』ように見てほしい。」とのことです。

「尺玉」の打ち上げ時間は、午後八時十五分前後で、五発打ち上げる予定です。

浦安市長 松崎秀樹
(広報うらやすNo.695 2001年7月1日号に掲載)

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