1999年 ● 年頭にあたり ● 生ゴミのたい肥化 ● 情報は知恵の宝庫 ● メガフロート ● 少人数教育 ● 浦安の年末・年始 ● 浦、安かれ ● 都市ランキング 2000年 ● 年頭にあたり ● 閏年の仕掛け ● 第三の波 ● 文字離れ ● 健康と自転車 ● SNUの再建 ● 浦安三社祭 ● エンゼルヘルパー ● 高齢者パワー ● 行政サービス度 ● 行政革新度 2001年 ● 年頭にあたり ● 2001年雑感 ● 人と動物の共存 ● 浦安の少子化 ● 春・浦安 ● 環境レンジャー ● 尺玉 ● 危機管理 ● 防災対策 ● 学校私費 ● 浦安の原風景 2002年 ● 年頭にあたり ● 成人式 ● おさんぽバス ● 青少年館 ● 浦安市民証 ● 浦安生まれの蛍 ● 原爆の語り部 |
環境レンジャー この七月一日に浦安市に新しい課が誕生します。 その名は、「環境レンジャー課」。 市民から寄せられる苦情や要望に対して、より機能的に、より機動的に、そして「すぐ対応! すぐ実行!」をモットーに、浦安市を少しでも安全できれいな街にするために創るものです。 JR高架下や、国道357号線沿い、あるいは市内の歩道橋の柱や壁など、果てはガードレールにまで広がりつつある一見芸術風(?)に見える落書き。市民からの批判が高まる中で、私も何とかしなければという思いは強まるばかりです。 さらに、東関東自動車道とやなぎ通りが交差するクローバーロータリー沿いに散乱するごみの山。 JRの管理下や、国道であるが故に市が直接管理できず、今まで手を抜いているかのような誤解を招いていましたが、このまま放置できない、何とかしなければとの思いから「環境レンジャー課」の創設に至りました。 かつて世界の都市の中でも、治安が悪く犯罪都市として有名だったニューヨーク市が今、生まれ変わりつつあるようです。 落書きで埋め尽くされ、犯罪の温床でもあった地下鉄も、今ではかなり安全でかつ、きれいになってきたとのことです。 これはルドルフ・ジュリアーニ市長の「壊れた窓理論」による成果だと言われています。 「壊れた窓理論」とは、ビルの窓が一つくらい壊れていても大した問題ではないと思いがちですが、そのまま放置しておくと、人は他の窓も壊してもよいと考えるようになり、やがてはビルそのものが無法地帯と化す、というもので、「無法化、犯罪化の芽は、小さい内に摘め。」というものです。 当然といえば至極当然な理論ですが、市民の理解と協力を得ながら「壊れた窓理論」の実行部隊としての、「環境レンジャー」の活躍を今から期待しています。 簡単な道路補修、落書き消しの作業や、市内の美化活動など、「たとえ一つでも壊れた窓を放置しない。」という強い決意の元で、常に市内パトロールをしながら、また市民からの通報にも即対応、即実行していこうと考えています。 この六月の定例市議会には、市役所の組織を変える議案を提出しており、承認されれば新たに創る「環境部」の中にこの「環境レンジャー課」を位置づける予定です。 浦安市長 松崎秀樹 |