1999年 ● 年頭にあたり ● 生ゴミのたい肥化 ● 情報は知恵の宝庫 ● メガフロート ● 少人数教育 ● 浦安の年末・年始 ● 浦、安かれ ● 都市ランキング 2000年 ● 年頭にあたり ● 閏年の仕掛け ● 第三の波 ● 文字離れ ● 健康と自転車 ● SNUの再建 ● 浦安三社祭 ● エンゼルヘルパー ● 高齢者パワー ● 行政サービス度 ● 行政革新度 2001年 ● 年頭にあたり ● 2001年雑感 ● 人と動物の共存 ● 浦安の少子化 ● 春・浦安 ● 環境レンジャー ● 尺玉 ● 危機管理 ● 防災対策 ● 学校私費 ● 浦安の原風景 2002年 ● 年頭にあたり ● 成人式 ● おさんぽバス ● 青少年館 ● 浦安市民証 ● 浦安生まれの蛍 ● 原爆の語り部 |
成人式 穏やかな天候で始まった平成14年。21世紀2年目の年もすがすがしく幕を開けました。 1月13日の日曜日、例年厳しい寒さで迎える消防出初め式も3月下旬の陽気で、観客は昨年の倍以上と大変好評でした。 さて、翌14日の本市の成人式は、開催場所を昨年までの文化会館から東京ディズニーランドに変えたために、テレビのワイドショーにも大きな話題を提供し、数日話題を独占してしまいました。 私もすべての報道を見たわけではありませんが、素直に喜ぶ新成人と、批判的なコメンテーターと受け取り方はさまざまでした。 成人式のあり方については、昨年、特に荒れた他市の成人式が大きく報道され問題視されましたが、実は過去数十年と繰り返し取りざたされているものです。 今年の新成人は市が市制を施行した年に生まれた人たちで、彼らの20年がそのまま市の20年でもあります。そこで、今回の成人式は、新成人の意見を聞こうと、企画委員を公募したところ、4名の応募がありました。 そして、彼らに昨年と同じ予算の中で、自分たちの浦安らしい成人式を考え、提案してほしいとはかったところ、4人の総意で、新成人の生まれた翌年にオープンしたディズニーランドで開催できないかと提案され、最終的に株式会社オリエンタルランドの理解と協力をいただいて実現したものです。 今までの本市の成人式は、特に問題があったわけではありません。比較的節度もあり、昨年の出席者は55.5%と少なくありませんでした。 成人式以降、さまざまな感想や意見をいただいていますが、その中で来年成人式を迎える女性から、次のようなEメールをもらいました。 「自分たちは東京ディズニーランドとともに成長し、自分のまちにあることに誇りを持って育ってきました。私たちにとってはかけがえのない大切な場所なのです。私は自分が子どもだったことを忘れない大人になりたい。子どものころの夢や思い、純粋な気持ちを持ち続けていたい。浦安で育った私たちにとって、幼いころからの思い出の場所であり、なじみのあるかけがえのない場所が東京ディズニーランドなのです。」まさに、今年の新成人の思いを代弁していると感じました。 私も式典のあいさつの中で、「甘やかすなとの声も聞くが、こんなことで弱くなる新成人ではないと信じています。」とメッセージを送りました。 浦安市長 松崎秀樹 |