1999年 ● 年頭にあたり ● 生ゴミのたい肥化 ● 情報は知恵の宝庫 ● メガフロート ● 少人数教育 ● 浦安の年末・年始 ● 浦、安かれ ● 都市ランキング 2000年 ● 年頭にあたり ● 閏年の仕掛け ● 第三の波 ● 文字離れ ● 健康と自転車 ● SNUの再建 ● 浦安三社祭 ● エンゼルヘルパー ● 高齢者パワー ● 行政サービス度 ● 行政革新度 2001年 ● 年頭にあたり ● 2001年雑感 ● 人と動物の共存 ● 浦安の少子化 ● 春・浦安 ● 環境レンジャー ● 尺玉 ● 危機管理 ● 防災対策 ● 学校私費 ● 浦安の原風景 2002年 ● 年頭にあたり ● 成人式 ● おさんぽバス ● 青少年館 ● 浦安市民証 ● 浦安生まれの蛍 ● 原爆の語り部 |
青少年館 4月の新学期が始まって早々、学校帰りの小学生数人が、ガラス張りの青少年館の中ををのぞき込んでいました。 「入ってもいいんだよ。」と声をかけると「寄り道はいけないんだ。」と、逆に注意されてしまいましたが、「カバンを置いてから来るんだ。」とうれしそうに帰っていきました。 春休みの3月23日、浦安市に「青少年館」がオープンしました。 浦安市のような都市部では、中学生や高校生の居場所が少なく、青少年の健全育成の面からも「居場所づくり」が課題でした。 昨年ケーブルテレビの(株式会社)スーパーネットワークユーの局舎が、富士見地区に移転したのを機に、後利用を検討した結果、1・2階を「青少年館」として、3階を「子育て支援センター」に改修することにしました。 この青少年館は、『仲間づくりの場』として3オン3のバスケットや、バドミントン・卓球などの軽スポーツが楽しめる「多目的ホール」や、バンド練習ができ、思いきり音が出せる「スタジオ」、さらに録画や録音に加えて映像の編集までできる「ミキシング室」もあります。 『交流の場』として、入口の「ホール」では飲食も認め、談話やゲームなど和やかな雰囲気の中で、自由に過ごせる空間を設けています。 また、2階の「図書コーナー」や「AVコーナー」では、映画や音楽の鑑賞ができます。 『学びの場』では、「学習室」のほか、「パソコン室」として2室、さらにコンサートなどに使える「音楽ホール」も備えています。 スーパーネットワークユーのスタジオなど、有効利用に成功したと思っています。 開館記念行事の2日間では、1450人が訪れ、大変な盛況でした。 3月25日から4月20日までの23日間でも、延べ5323人が来館し、1日平均242人、最高の来場者を迎えた4月5日は427人の小・中・高生で大いに賑わったそうです。 今後の運営・企画については、市内在住の中・高生など有志17人の運営委員会と市の生涯学習部が連携して進めていきます。 午後5時のチャイムが鳴ると帰路につく小学生と、入れ違いに入ってくる中・高生との交流も楽しみです。今、憂慮されている青少年の社会性の欠如もここでは無縁に感じられます。 浦安市長 松崎秀樹 |