1999年 ● 年頭にあたり ● 生ゴミのたい肥化 ● 情報は知恵の宝庫 ● メガフロート ● 少人数教育 ● 浦安の年末・年始 ● 浦、安かれ ● 都市ランキング 2000年 ● 年頭にあたり ● 閏年の仕掛け ● 第三の波 ● 文字離れ ● 健康と自転車 ● SNUの再建 ● 浦安三社祭 ● エンゼルヘルパー ● 高齢者パワー ● 行政サービス度 ● 行政革新度 2001年 ● 年頭にあたり ● 2001年雑感 ● 人と動物の共存 ● 浦安の少子化 ● 春・浦安 ● 環境レンジャー ● 尺玉 ● 危機管理 ● 防災対策 ● 学校私費 ● 浦安の原風景 2002年 ● 年頭にあたり ● 成人式 ● おさんぽバス ● 青少年館 ● 浦安市民証 ● 浦安生まれの蛍 ● 原爆の語り部 |
都市ランキング 先頃、週刊東洋経済の臨時増刊号で都市のランキングが発表されました。 日本の約3200市町村のうち672ある市を対象に、人口や生活環境、あるいは行財政などのさまざまな分野で比較したものです。 データを基に浦安市を総評してみますと、本市は何よりもまず、日本一若い市で、働き盛りの市民が最も多いまちだということです。 「高額納税者」が多いのも全国有数であるとともに、市民の「個人所得」の多さでも群を抜いています。 そのお陰もあって、市の「財政力」は、ベスト5で大変豊かな市であることが証明されています。 県外への通勤者が非常に多い反面、市内に職場をもつ人が少なくデータの上からも「千葉都民」が裏付けられています。 今回のランキングは、45の分野で調査したものですが、前述したように最も著しいのが、人口に関するもので、市民の中で65歳以上の方が占める「高齢化率」は日本一低く、また、15歳から64歳までの「生産年齢人口」の割合が日本一高くなっています。 「平均年齢」も男女ともに最下位に近く、まさにデータの上からも「日本一若い市」浦安が見えてきます。 今ひとつ特筆すべきなのは、「高齢者の単身世帯」も665位と下から8番目です。 過去10年をさかのぼってこのような都市ランキングを見ますと、人口増加率や、都市成長力が突出していましたが、今回の調査では、「成長力」は649位とかなり下位に位置しています。 それに対して、市民の豊かさや購買力の高さを示す「市場力」は9位と上位に位置し、浦安市が成長期を経て、成熟期に入ったことも表しているようです。 過去、7年連続で都市成長力全国1位を維持した時と比べますと隔世の感があります。 住環境面からも本市の特性が出ています。これは集合住宅の割合が70%と他市に比べて非常に多く、「地価」も上位の14位に位置しています。 45のデータの中で、安心度・利便度・快適度・富裕度・住環境充実度の視点から選んだ「住みよさ」で上位に位置していないのが残念です。 これからの浦安市は、成熟期の中で、総合的な「住みよさ」を目指していかなければならないということを今回の都市ランキングを見ながら強く感じました。 浦安市長 松崎秀樹 |