年頭にあたり 新年あけましておめでとうございます。皆様には健やか に新春を迎えられたこととお 慶び申し上げます。 旧年中は本市市政にご理 解・ご協力を賜り、心から御礼申し上げます。 あの東日本大震災発生から、今年は3年目になります。 国の災害査定と復興交付 金などの復旧・復興事業費の総額が定まったのが、震災から2年以上経った昨年の5月 下旬で、本格的な復旧・復興 工事が始まったのが8月、そ れから5カ月が経過しまし た。予期せぬ地中の障害物等 で何度も工事の手直しを強い られ、進捗率もようやく2割ではありますが、数年後には 今まで以上に住みよい浦安市になることを信じて、引き続き、復旧・復興を力強く推進 していく所存です。 震災前から本市は、財政の 健全性、快適な生活、環境にやさしいまちづくりの三拍子そろった持続可能なまち、いわゆるサステナブル・シティを目指してまいりました。 さらに、昨年の10月下旬、 震災後初となる戸建て分譲 も、ハウスメーカー大手3社 が共同で価格を下げずに売り出したところ“即日完売”とな り、浦安市のポテンシャルの高さが証明され、反転攻勢に 大きな弾みがつきました。 日本で最も若いまちとしてきた本市も、昨年の4月に高 齢化率14パーセントを超え、 本格的な高齢社会へと突入しました。 今年は、今後ますます 加速する高齢社会を見据え、 高齢になっても健康で元気に 幸せな暮らしを送れるよう、 持続可能な先進予防型社会のモデルである“スマートウエルネスシティ”を目指し、まちをあげて健康づくりに取り組 む仕組みづくりを考えていきたいと思っています。 本年も震災からの復旧・復 興を最優先課題にするとともに、わがまち浦安市の魅力をさらに高めるため、全力でまちの発展、市民生活の充実、 新たな都市の魅力や価値の創造に向けた取り組みを進めてまいります。 皆様には旧年に倍しますご理解・ご協力を心からお願い申し上げますとともに、皆様 のご健勝、ご多幸を心より祈念申し上げ、新年のごあいさつといたします。 浦安市長 松崎秀樹 |