スポーツで輝け! 4月15日の金曜日、「東京オリンピック・パラリンピック育成選手補助金制度」の〝育成選手指定証〟の授与式を行いました。 この制度は、4年後に迫った東京オリンピック・パラリンピックに出場できる可能性がある浦安市民を、少しでも支援・助成しようと策定したものです。 所管する教育委員会市民スポーツ課で、さまざまな情報を入手して市の内外で活躍している小学校6年生から大学1年生までの男子3人、女子5人の8人に、育成選手指定証とともに、金一封をお渡ししました。 種目は、水泳競技が女子2人、サッカー競技は男女各1人、テニス競技は男子1人、新体操・シンクロナイズドスイミングはそれぞれ女子1人、そしてパラリンピックの車いすテニス競技の男子が1人の合計8人です。 8人全員が、それぞれの競技で関東大会はもとより、全国大会レベルで優秀な成績を収めた実力のある人ばかりです。 千葉県では、平成22年に37年ぶりの国体「ゆめ半島千葉国体」が開催されましたが、浦安市は空手道競技を受け持ち、全国のトップ選手が一堂に会して技を競い合いました。 浦安市では、この国体が10月に開催され、たまたま平成22年が2010年で、2010.10.10と、10が3つ並ぶということもあり、本来の体育の日である10月10日に「生涯スポーツ健康都市」宣言を行いました。 キャッチフレーズを〝スポーツで輝け!〟とし、翌年度の平成23年度から、計画的に市のスポーツ施設の充実を図っていく予定でした。 しかし、新年度を前にした3月11日、東日本大震災に見舞われ、応急復旧の予算確保のために、スポーツ施設の充実のための事業などはすべて停止しました。 当時、建設中だった陸上競技場は、基礎の杭が、地震により地中で折れてしまい、その修復を行うなど、工事の一時凍結も含め、丸3年遅れた昨年の4月竣工しました。 震災からの復旧・復興も、平成28年度中にすべて完了するめども立ち、現在、硬式野球ができる本格野球場の建設中で、来年の3月には完成予定です。 さらに、弓道の遠的場も兼ねたアーチェリー場の整備も順調に工事が進んでいます。 平成28年度は高洲地区で、県の企業庁より移管され、地下にコンクリート製の暗渠が埋められているため、構造物が建てられない場所に、車いすテニスが存分にできるテニスコートを整備する予定です。 さらに、東京オリンピックでは、新たな競技が認められる予定で、その一つに「スケートボード」競技があり、現在、かなり有望な中学校1年生の男子がいますが、舞浜のスケートボード場も4年後を視野に入れて拡充整備をしていきます。 4月16日には、浦安市体育協会で優秀選手の表彰式が開催され、今年も多くの競技で、関東大会や、全国大会で活躍した選手が表彰されました。 昨年の千葉県民体育大会で、浦安市は39競技中19競技しか参加していないにも関わらず、9位という好成績で、いかに本市の各競技のレベルが高いかを表しています。 東京オリンピック・パラリンピックで、浦安市からメダリストが出るよう、悔いのない支援をしていきたいと思っています。 浦安市長 松崎秀樹 |