浦安フェスティバル 今年の浦安三社例大祭は、今までに見たことがないほどの盛り上がりで、お祭り好きの浦安をこれでもかと思い知らされました。 以前、浦安警察署の生活安全課長が「県内の多くの署を見てきたが、毎週のようにイベントがあり、こんなに土日が休めない署は初めてだ」と言っていたことを思い出しました。 浦安の大きな特徴の一つに人口急増があります。 38年前の昭和53年から7年連続で都市成長率全国一を記録し、この時期毎年のように1万人近く人口が急増しました。 新しい浦安の地で出会った市民のコミュニティの醸成は、いまでも市政の根幹です。 さまざまなイベントも市民交流に一役買っています。 震災の前の年から始まった〝浦安フェスティバル〟も今年で7回目になりますが、そもそもこのイベントは市民有志からの企画の持ち込みから始まりました。 当時の企画書を改めて読み返すと、ハワイで最大の文化交流イベントである〝ホノルル・フェスティバル〟に関わっていた有志の一人が、「浦安でできないか」と漏らした一言から始まったとのことです。 埋め立て地の中町や新町には本来のお祭りの拠点である神社がなく、それに代わって浦安生まれの有無に関係なく、〝故郷浦安〟を実感してもらえるイベントを作りたいとのことで始まりました。 実行委員会を組織し開催された第1回目の平成22年9月19日には、市も全面協力をして1部ではミッキーと仲間たちなどのパレード、2部では浦安婦人の会連合会の皆さんの流し踊りなど、さらに3部では弘前の〝ねぷた〟や、高さ20メートルを超す圧巻の五所川原の〝立佞武多〟、ホノルルにも参加している大牟田の〝大蛇山〟、さいたまの〝さいたま竜神〟など、想像以上の盛り上がりでした。 2回目は、震災のため〝うらやす復興祭〟と銘打ち、学生のマーチングバンドや、バトントワーリングなどのパレードが中心に行われ、たまたま日本を訪問していた〝英国近衛軍楽隊〟が、運良く日程調整ができ、パレードの話題をさらっていました。 昨年は、新浦安駅前で行われていた〝新浦安祭〟が、浦安フェスティバルとして生まれ変わるとともに、新たに明海大学エリアも加わりました。 今年は、1部の『オープニングパレード』に始まり、2部ではすっかり常連として定着しつつある沖縄のエイサーや、浅草のサンバ、仙台のすずめ踊りなどのほか、今年は新たに徳島の〝阿波踊り〟や、山形の〝花笠踊り〟、〝博多どんたく〟など盛りだくさんのうえに、市民参加もある『踊りのパレード』で盛り上がること間違いないでしょう。 さらに「東北三大祭り」の〝仙台の七夕祭り〟や、〝秋田の竿燈〟、〝青森のねぶた〟など3部の『山車パレード』でクライマックスを迎える予定です。 9月17日と18日の土曜・日曜、ワクワクしながら〝浦安フェスティバル2016〟を大いに楽しみましょう。 |