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高洲小学校 今年の桜は、花冷えの続いたせいで例年よりも長く市民の目を楽しませてくれました。 4月10日、市内14の小学校で桜花爛漫の中、胸を張ったピカピカの新1年生の入学式が挙行されました。 その中で今年初めて児童を迎えたのが、14番目の市立小学校の高洲小学校です。 開校1年目の今年は、普通学級と特殊学級をあわせた26学級に769名の児童が学びます。 この小学校は、今までの校舎とは大きく異なり、設計事務所を選考する際、プロポーザル方式といって、まずそれぞれの校舎建設に対する思いを提示してもらいました。 そうして、何より既成概念にとらわれないで、子どもたちと地域住民に愛着を持ってもらえる校舎として、学年ごとに教室群に分かれ、成長過程に合わせた市内で初めてのクラスター(ブドウの房の意)型の校舎が完成しました。 教室群には芝生の中庭を設け、1階の教室に下駄箱を設置して直接出入りできるようにしたり、2階の教室もバルコニーから階段で中庭に出られるようになっています。 また、各階にオープン・スペースを設けて、異学年交流やさまざまな学習形態に対応できるようにしています。 環境にも大きく配慮し、トイレの水には雨水を利用したり、太陽熱利用のソーラーシステムや、自然の風を利用した自然換気装置、さらに砂埃に悩まされる校庭にはグリーン・ダストを採用しました。 また低学年の教室には、低年齢児の特性を考慮した「デン」と呼ばれる隠れ家的な空間を設けて子どもたちのコミュニケーションを図りやすくしています。 予算ですが、梁のない構造の採用など低コスト化を図り、単価的には今までとほぼ変わらないものになりました。 市内の日の出・明海・高洲地区では予測を上回る児童発生率により、計画を前倒して2年後に1小学校を、3年後には2小学校と1中学校を、整備することにしています。 また今年度の予算で、既設の小学校のグランドの芝生化を検討します。PTAや地域の皆さんなどを巻き込んだモデル校を決めて、そこから実現を目指していきたいと思っています。 時代の変化に対応しながら子どもたちがさらに心豊かにたくましく成長していくために、これからも教育環境を大きく変えていこうと考えてます。 浦安市長 松崎秀樹 |