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がんばれ県立高校

異常気象と危機管理

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羽田空港再拡張問題2

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変化

浦安の夏

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年頭にあたり

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春うらら

今年の桜ほど、私たちをはらはらさせた年はなかったように思います。

天候不順で、開花が予想以上に早まるかと思えば、寒の戻り、いわゆる「花冷え」が長く続き、気をもませましたが、市内小中学校の入学式には、桜吹雪が入学のお祝いに花を添えている様が市内各所で見受けられました。

私が今年の桜の開花を初めて見たのは、東京・芝の「河津桜」です。

それも2月24日の夜、照明に浮かび上がった今が盛りと咲き誇った満開の桜でした。

ピンク色が艶やかで、最初は時季的にも梅か、いや桃かと、いぶかしく思ったほどです。

照明に映える満開の河津桜を見ながら、しばし時の経つのも忘れ、幽玄の世界に浸りました。

桜が何より好きな市内の友人が「浦安には桜がよく似合う」と熱っぽく語っていた中で、伊豆の温泉地・河津町に由来する「河津桜」の艶やかさと、何よりも潮風に強く、浦安市の風が強い海沿いに植えても立派に耐えうる数少ない品種だと語っていたのを思い出しました。

なお、「河津桜」は、例年1月下旬から蕾をつけだし、2月下旬から花を咲かせ、開花期間はなんと1カ月とのことです。

ちなみに、高洲中央公園には大きな幹でしっかり大地に根を下ろした河津桜が数本元気に育っています。
4月10日の土曜日。爽やかな春の風がそよぐ好天に恵まれた一日でしたが、境川沿いの桜並木が続く海楽・美浜・入船地区は、実に見事な桜吹雪が人々の目と心を楽しませてくれました。

また、道路は、桜の花びらでピンクに染まり、何とも贅沢な絨毯で埋まっていました。

その桜吹雪と花びらの絨毯の中を、「おさんぽバス」が、ゆっくりと走る様子は、まさに一幅の絵で、乗り合わせた人も、見る人も、優雅な気分に浸らせていました。
その「おさんぽバス」が、平成14年4月29日に運行を開始してから、2年を待たず、4月16日の金曜日、利用者100万人を達成しました。

当初は、100万人達成は2年8カ月かかると想定していましたが、予想をはるかに上回る人気で、2号路線の選定には大きなプレッシャーを感じています。

100万人達成の日は、雲一つない「すってん晴れ」の好天に恵まれ、達成便の利用者の皆さんには車内で記念品をお配りし、新浦安駅の降車場所で、私から記念の小さな花束をお渡しし、青空の下でおさんぽバスをバックに皆さんと笑顔で記念撮影を行いました。

記念便の利用者は、高齢者から小さなお子さんまで13名で、皆さん、いつも利用している市民でした。

浦安市長 松崎秀樹
(広報うらやすNo.763 2004年5月1日号に掲載)

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