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がんばれ県立高校

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お父さんの力

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がんばれ県立高校

うっとうしい梅雨空が久しぶりに晴れた7月12日、過去最高の179校が参加して、夏の高校野球千葉県大会が開幕しました。

その記念すべき第1試合、開会式が終わった晴れ舞台の千葉マリンスタジアムで、テレビ中継と多くの観客が見守る中で、県立浦安高校が柏北高校と対戦しました。

堂本知事の始球式で試合が始まりましたが、その直前浦安高校のベンチに堂本知事が訪れ、球児を励ましてくれました。

実は、一カ月前の6月14日、シンポジウム参加のために浦安に来た堂本知事に無理を言って、約1時間、海楽にある県立浦安高校の現状を視察してもらった時に、練習中の野球部員に励ましの言葉をかけてもらったのですが、その時の説明が心に止まったようです。

今年の野球部員は6名で、他の運動部の応援をもらって千葉県大会に参加すること。

さらに、監督は隣の市立浦安中学校からの中高交流教員として、獲得した期待の大塚知久教諭だと紹介しました。

市民の強い要望によって開校した浦安高校が、さらに、浦安市民の期待に応えられる県立高校として、知事にも格段の力添えと協力をお願いするとともに、市としてもできる限りの協力を約束しました。

かつては1400名もいた浦高が、現在は430名と激減しているなかで、空き教室の活用、また県立高校のなかでも有数の施設の活用など、学校と市民が一体となった「身近で愛される地域の高校に」との願いを実現していきたいと思っています。

試合は、残念ながら0対13で5回コールドで負けましたが、試合直後に入部希望者が出るなど、早くも来年に向けて動き出したようです。

また、7月17日には、県立浦安南高校の試合が八千代球場で行われました。

浦安南高校は7年ぶりの公式戦で、部員5人の不足分をサッカー部に応援を頼んでの出場でした。

こちらも0対22の5回コールドの大差でしたが、全員で練習できたのはわずか2週間だったようです。

しかし、一つ一つのアウトまでが長く感じるなか、最後まで声を掛け合ったり、笑顔が絶えず、現代っ子のたくましさを覗かせていました。

浦南の小沢校長が、「まず参加しなければ、優勝もできない」と、語っていましたが、かつて県立浦安高校も、甲子園で準優勝した東海大浦安高校に、35対2の記録的な大差で勝ったこと(昭和50年)を思い出しました。

悔し涙を流した浦高球児、最後まで笑顔を忘れない浦南球児、夏の空の下、今日も白球を追っています。

浦安市長 松崎秀樹
(広報うらやすNo.745 2003年8月1日号に掲載)

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