2002年 ● 新たな決意 2003年 ● 年頭にあたり ● 市町村長の交流会 ● ありがとうの波動 ● 高洲小学校 ● 全国植樹祭 ● がんばれ県立高校 ● お父さんの力 ● 浦安市民の歌 ● 今年を振り返って 2004年 ● 年頭にあたり ● 図上訓練 ● 春うらら ● 交通公園 ● 変化 ● 浦安の夏 ● 酷暑と浦安の海 ● 長崎平和使節団 ● 堀江水準標石 ● バランスシート 2005年 ● 年頭にあたり ● あれから10年 ● 校庭の芝生化 ● 団塊の世代 ● プラチナ世代 ● クール・ビズ ● スケートボード ● 一朝有事に備えて ● 浦安っ子に乾杯 ● 国勢調査 ● 山の民・海の民 2006年 ● 年頭にあたり ● 浦安市民の森 ● 水と電気 ● 院内コンサート ● 市制施行25周年 ● チャレンジ・浦安 ● 災害救助犬 ● 障害者の自立支援 |
今年を振り返って 早いもので、今年も師走を迎えました。 今年を振り返ると、異常気象に振り回された1年だったように思われます。 元旦の朝、東京は44年ぶりの雪で始まりました。 夏も、世界中が異常気象に襲われ、日本は記録的な冷夏でしたし、ヨーロッパは異常な猛暑で、フランスでは熱波によりお年寄りを中心に1万人以上の死者が出ています。 10月下旬には、乾燥した熱風がアメリカのカリフォルニア州南部で、史上空前規模の山火事をもたらしています。 東京湾・三番瀬では、原因が今ひとつはっきりしませんが、ここ十数年間不漁だったアサリが大発生して、8月に入ってからは半月で昨年1年間の漁獲量を超えるほど獲れたそうです。 環境問題に詳しい沖縄大学の桜井国俊教授は、地球環境の危機に対する現代人の鈍さを、カエルに例えています。 カエルは、急激な変化には素早く反応しますが、冷たい水に入れゆっくりと加熱されることには気づかないそうです。 異常気象に、気象庁も振り回され、天気予報への苦情が平年の5倍にもふくれあがったとのことです。 今年はまた、地震が多発した年でもありました。11月12日の夕方も縦揺れに驚かされました。浦安の震度は3でしたが、何と1000キロ離れた紀伊半島が震源地でした。 なお、10月に政府の地震に関する説明会が開かれ、三浦半島断層群で、今後30年以内に地震が発生する確率は6~11%と、地震の確率とするとかなり高い数値が示されました。 そんな折の11月1日、本市消防団に画期的な「女性消防団」(21人)が誕生しました。 当日、女性団員が、濃紺の活動服に身を包み、辞令交付式に臨みました。 今後の活躍を期待しています。 年明けの出初め式には、その勇姿が披露される予定で、楽しみにしています。 また、同じ日には入船中央エステートで、翌2日には、猫実3丁目・4丁目・八区の三自治会による「合同防災訓練」が行われ、多くの市民が参加していました。 来年、9月1日の「防災の日」の「八都県市合同防災訓練」の千葉県会場の候補地に、本市が選ばれています。 「異常気象」「地震」を見据えて、安心・安全の備えをしっかり考えていく大きなチャンスと捉えています。 何かと慌ただしい年の瀬ですが、皆様の平安をお祈りいたします。 浦安市長 松崎秀樹 |