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交通公園 5月の中旬、市内の老人クラブを訪問したときのことです。 「孫がいつも楽しみにしていた交通公園が工事中だけど、いつ行けるようになるのか。孫に聞かれて、答えられない。」と、質問されました。 交通公園は、美浜地区の境川沿いで、若潮通りに交差する一角にあり、昭和48年、千葉県で開催された「若潮国体」を記念して整備された「若潮公園」に隣接しています。 交通公園は、浦安の隠れたスポットとして、雑誌にも何度も取り上げられ、年間20万人、一日700人以上の小さいお子さん連れのお母さんやお父さん、またお孫さん連れの高齢者の方々で大いに賑わっています。また、市内の幼稚園や保育園の遠足にも使われ、非常に人気のある場所です。 この公園は、小さな子どもたちが、遊びながら交通マナーとルールを身につけてもらうために、園内に信号や横断歩道を設け、さまざまな遊具の乗り物など子どもたちを飽きさせない工夫がされた施設です。 また、公園の一部は、ポニーやヤギ、サルやモルモット、さらには市内で発見されたヘビなど10種類の動物たちが飼われ、子どもたちが直接動物たちにふれあえる場としても、大きな人気を博しています。 お母さんやお父さんから、雨天でもまた夏の暑いときや冬の寒いときでも、利用したいとの強い要望を受けて、昨年から大型改修工事に入っています。 今回の工事で、いつでも思いっきり屋内で遊べる2階建ての「屋内体験学習施設」が新たに加わります。 私も先日、ほぼ完成したこの施設を見に行きましたが、幼児と児童を対象にした児童館のような性格を持つもので、(1)午前中は幼児対象の遊具遊び、午後は小学生を対象に日替わりで卓球やバドミントン、ローラーブレードで遊べる「多目的広場」。(2)ホタルを繁殖させている屋内ビオトープが常設された「自然観察室」。(3)人気の動物とのふれあいが雨天でも可能な「動物ふれあい室」。(4)交通安全の模擬体験ができる「交通安全シミュレーション室」。また高齢者、乳幼児連れの保護者がゆったりと休めるスペースや「売店」なども整備され、喜ばれる施設になると確信しています。 また、今回、隣の若潮公園との一体整備を行っており、石垣のあった築山を高さはそのままで、なだらかなスロープにして、より広く、さらに緊急時の避難場所としても機能するような公園整備をしました。 2つの公園の境には、新たにポニーの乗馬体験が可能な広場を設けています。 また、公園内の落ち葉を利用してのカブトムシの繁殖にも職員が挑戦をしています。 4月から工事のため、臨時休園でご不便をかけていますが、7月21日の開園に向けて、現在最終段階に入っています。 今年の夏、ぜひ一度「新交通公園」に足を運んでみてください。新たな感動に出会えると思います。 浦安市長 松崎秀樹 |