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浦安の夏 「マエダ、マエダ」のかけ声が、4年ぶりに元町一帯に響いた6月19日・20日。 前日の宵宮には堂本知事も顔を出し、好天に恵まれ大いに盛り上がった「浦安三社祭り」。 元町のエネルギーが爆発したような三日間でしたが、50を超す御酒所では、本番を楽しみに半年前から準備に余念がありませんでした。 浦安市は、わずか16・98平方キロメートル、4キロメートル四方の市域ですが、首都高速湾岸線や境川と見明川の2つの川で仕切られ、まちづくりの形成過程を背景に、さまざまな個性ある顔をのぞかせています。 特に、歴史と伝統を持つ元町は、待ちに待った4年に1度の祭りで、一体感としか表現しようがないくらいの高まりを見せていました。新町地域からバスを仕立てて祭りに参加した若い女性たちもそのような感想を興奮気味に語っていました。 私も2日間消防団本部の皆さんと巡回しながら、御輿を担がせてもらいましたが、中町・新町地域の皆さんも、はっぴ姿で大きな汗を流しているのをいたるところで見かけました。 夏も本番に入り、市内の各自治会でも「夏祭り」が催されます。まもなく15万人になろうとしている浦安市ですが、元町・中町・新町のそれぞれの地域性や、歴史的経緯などから、個性豊かな自治会祭りになっています。 富岡・入船・日の出地区では、毎年、玄人はだしの手づくりの御輿が盛り上がりに一役かっています。 盆踊りの櫓を中心に、踊りの輪ができる当代島・北栄・美浜・入船地区では、今年も華やいだ浴衣が目を楽しませてくれそうです。 舞浜地区では、小学校の体育館でコンサートを中心に、また今川地区では寄席が開かれるなど、さまざまな趣向を凝らしています。 高齢化の進む弁天地区の見明川団地では、夏祭りには市の内外からお孫さんたちが集合するそうで、今年も自慢の孫談議に花が咲きそうです。 いずれの地区の夏祭りも、ビールを片手の談笑で、ふるさとづくりの一翼を担っていただいています。 それぞれの地区の夏祭りに加えて、26回を迎え夏の風物詩ともなった納涼花火大会、旧盆の8月15日・16日の納涼盆踊り大会など、イベントが続きます。 記録的な異常気象で猛暑が続きますが、熱中症などにかからぬよう健康にはくれぐれも気をつけて、この夏を乗り切ってください。 浦安市長 松崎秀樹 |