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浦安っ子に乾杯 「魅力は?」との問いに、「無限の可能性が魅力です。」 思わず目の前にいるのが中学生かと耳を疑いましたが、他の2人も当然といった面持ちで、一緒にうなずいていました。 彼らは、囲碁の殿堂・日本棋院と産経新聞社主催の「第2回文部科学大臣杯 小・中学校囲碁団体戦」で、見事に全国大会準優勝という快挙を成し遂げた見明川中学校の3年生の亀ヶ沢カズオ(かめがさわ)君と、双子の兄弟で2年生の中川真志(なかがわまさし)君と剛志(つよし)君の3人で、校長先生と、全国大会の報告に来てくれたときのひとこまです。 その折、さらに驚かされたのは、段位の実力を聞いたときです。 中川真志君が力みもなく「七段。場所によっては九段位です」と答え、一同想像もしていなかった高段位に思わず「え!」。 聞けば、実際の段位は四段だそうですが、実力の段位を取ろうとすると100万円近く掛かるので、中学生の自分たちには無理だとのこと。 3人は、小学校4・5年生のとき、ブームになった「ひかるの碁」という囲碁をテーマにしたマンガに魅せられ、独学や碁会所に通い、囲碁の虜(とりこ)になったそうです。 中川兄弟は、多いときは1日に200局も2人で対局したとのことです。 正に「好きこそ物の上手なれ」を地でいった話です。 囲碁は、「最も知的なゲーム」とか「ゲームの王様」とも言われています。 今、その囲碁を介して、世代を超えた交流が市内で始まっています。 東野竹寿会では数年前から有志の皆さんが、子どもたちに初心者用の碁盤を使って囲碁の手ほどきを始め、世代を超えた交流がお互いに良い影響を与え合っていると聞いています。 また、今年の夏、高洲のレジアスフォート自治会の初めての夏祭りにお邪魔したときですが、広場の一角のテントの下で、小学生が高齢者の皆さんから和気藹々(あいあい)の雰囲気のなかで、囲碁と将棋の手ほどきを受けていました。 「小・中学校囲碁団体戦」に話は戻りますが、千葉県大会では、小学校の部でも、何と「浦安市立入船南小学校」の榛沢彩香(はんざわあやか)さん(4年)、祐理恵(ゆりえ)さん(3年)の姉妹と、仲よしの高後妙奈(こうごなな)さん(3年)の3人組が、5・6年生を相手に、見事に5戦全勝で優勝して全国大会に進出しました。 さらに、中学校の部では、優勝した見明川中だけではなく、「富岡中学校」の1年生チームの中原悠樹(なかはらゆうき)君、橋本遼(はしもとりょう)君、湯浅雅継(ゆあさまさつぐ)君の3人も堂々の3位入賞を果たして全国大会に進みました。 正に浦安の子どもたちが大活躍した今年の夏でした。 前途洋々の浦安っ子に乾杯! 浦安市長 松崎秀樹 |