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がんばれ県立高校

異常気象と危機管理

お父さんの力

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浦安っ子に乾杯

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障害者の自立支援

アメニティ・フォーラム

2月11日から13日まで大津市で開かれた「アメニティ・フォーラムINしが」に参加してきました。

昨年の11月、宮城県の浅野知事から、滋賀県で開催されるシンポジウムにぜひ参加してほしい旨の電話があったのがきっかけです。

「アメニティ」は「快適な環境」などと訳されますが、このフォーラムは、「地域福祉をより確実に!」をテーマに、障害者福祉に関わる方たちが全国から集まると聞いていました。

このフォーラムに参加して、とにかく驚いたのは、参加者の熱気でした。

私が事前に聞いていた参加者数は、延べ人数だと思っていましたが、すべての講演とシンポジウムに1600人の人が机を並べて一堂に会するのは正に壮観の一言です。

パネラーとして壇上から見渡しましたが、3分の1以上は霞んで見えないほどで、さらに朝から晩までどころではなく、2日間ともスケジュールの終了時間が翌日の午前4時でした。

当初の定員は1000人だったようですが、希望者が多く断り切れず、結果的に600人オーバーしたとのことです。

いま開会中の通常国会に「障害者自立支援法案」が上程されたのが、フォーラムの前日ということも熱気に拍車をかけたようです。

私の出番は「首長セッション」と呼ばれるシンポジウムで、フォーラムの人気の呼び物とのことで、コーディネーター役の浅野知事からも「本音で語ってほしい」とのメモが事前に届きました。

この首長セッションも3時間15分の長丁場で、2部に分かれていても途切れなく進行し、5人の知事と4市の市長がそれぞれ地域の事情を踏まえながら、首長として自分たちは何をなすべきかを熱く語り合い、私にとっても大変有意義なシンポジウムでした。

このフォーラムの主催は障害者の自立を支援する「全国地域生活支援ネットワーク」で、厚生労働省からも副大臣をはじめ、新進気鋭の担当官が10人も参加していましたが、全員自分の言葉で語っており、参加者の共感を呼んでいました。

8回目を迎えたアメニティ・フォーラムに参加して、参加者の多くが健常者でも、障害を、更に高齢者福祉を他人事ではなく、自分のこととして捉える姿に感動を覚えました。

こうした人たちによって少しずつでも歴史が変わっていくんだと実感した一時でもありました。

 

浦安市長 松崎秀樹
(広報うらやすNo.783 2005年3月1日号に掲載)

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