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一朝有事に備えて 7月23日の午後4時35分、自宅で「震度5弱」の地震に遭いました。 また、納涼盆踊り大会2日目の8月16日の昼前、浦安では震度4でしたが、宮城県では「震度6弱」を記録する大地震が、さらに5日後の21日の日曜日には、新潟県長岡市で10カ月ぶりの「震度5強」、小千谷市では「震度5弱」の地震が起きました。 このわずか1カ月間だけでもこれだけの大きな地震が起き、加えて昨年に続く連日の猛暑、さらに熱帯夜の連続・・・。私たちの地球が絶叫にも近い悲鳴を上げていると思える今日このごろです。 7月の地震では、首都圏の交通網が直撃を受け、JR京葉線が全面復旧したのは地震発生から7時間後の午前0時近くになっていました。 多くの市民も帰宅に際して、被害を受けましたが、あの日、夏休みに入って最初の土曜日ということもあって、TDR内にいた約6万人の人たちも影響を受けました。 震度5を超えたことにより間を置かずに市の防災無線が自動的に作動して、市民に落ち着いて行動するように放送され、後日、何人かの市民から、放送を聞いて、落ち着くことができたとの言葉をいただきました。 しかし、週末の震度5を超える体験で、多くの課題も浮かび上がりました。 とりわけ携帯電話に頼りがちな私たちに、市を含め緊急時の連絡網の再構築の必要性を痛感させられました。 「備えよ、常に。」変わることのない、危機管理のキーワードですが、いつ何時、何が起きてもおかしくない状況下で、実際に起きたときを想定しての再点検を今一度、各ご家庭でも行ってください。 市でも今まで以上に、死角や見落としがないか危機管理の総点検を行ってまいります。 また、朝有事の際は、何と言っても地域のコミュニティが大きな力を発揮するのは言うまでもありません。ふるさとづくりの一環ですっかり恒例になった納涼花火大会や盆踊り大会も、今年は昨年をはるかに上回る人が集まり、また、多くの自治会の夏祭りも盛況でした。このようなさまざまなイベントを通して、地域の連帯感が強くなるものだと思います。 総選挙の投票日が重なり、今年の防災訓練が11月6日に延期されました。有事を考え、市民の絆を強くするためにも、一人でも多くのご参加をお願いいたします。
浦安市長 松崎秀樹 |