年頭にあたり 新年明けましておめでとうございます。 市民の皆様には希望 に満ちた輝かしい新春をお迎えのこ とと心からお喜び申し上げます。 昨年を振り返 りますと、3月には、おさんぽバ スの新路線、舞浜線の実証運行を開始し、6月に は、市立幼稚園3園 での3歳児保育の導入など様々 な施策を実行してまいりました。 また、4月に市 役所の内部組織の効率化を図るため、こどもに関 する事業を一元化した「こども部」の新設をはじ め各部にわたる大幅な見直しを行うとともに、行 政改革の取り組みをさらに強化するため「浦安版 集中改革プラン」を策定し実施したほか、9月には、自治体・民間などの先進的な取り組みなどの 有益な情報 を収集し、本市事業に反映させるため、 「アンテナ職員制度」を導入いたしました。 さらに同月、1年と1カ月にわたる壮大な実験 と言われました公募市民206名からなる第2期 基本計画策定市民会議から360ページもの提言 書をいただきました。 迎えます本年は、この提言書をもとに策定した 今後 10 年間を見据えた第2期基本計画がスタート いたします。地方自治の時代、市民と地域、行政 とがともにまちづくりに取り組む「協働元年」と も言える年にしたいと考えています。 まずは、子育て家庭支援として、現在、未就学 児まで実施している医療費 の助成を、小・中学生 までへの拡大や国による医療制度の改革に伴い、負 担が予想される 75 歳以上のお年寄りを対象に、負 担の軽減を図るための市独自の助成制度の創設、そ して地域の多くの人たちが集い学べる場となるう らやす市民大学の創設に向けた取り組みなど、 様々な施策を積極的に進めてまいります。 わが浦安市は、民間機関のランキングの様々な 分野で高い評価を得る自治体となりましたが、こ の評価におごることなく、将来の浦安のために今 できることを精一杯取り組み、このまちが多くの 市民の皆様から「終の棲家 す み か としたい」と実感でき るようなまちになるよう全力で市政運営にあたっ てまいりますので、本年も変わらぬ温かいご理解 とご協力をお願い申し上げます。 浦安市長 松崎秀樹 |