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浦安三社祭

4年に一度の、漁師町だった名残を今に伝える浦安伝統の三社祭が、6月13日金曜日の宵宮で幕を開け、14・15の両日、梅雨時にもかかわらず最高のお天気に恵まれて、元町の三神社を中心に、盛大に開催されました。

新聞にも「暴れ祭り」、「暴れ神輿」、「けんか神輿」などと、その荒っぽさから付いた異名が紹介されていましたが、余りの元気さから昭和37年、41年、45年と三度中断、49年に復活をとげるという歴史まで持つ三社祭。その威勢の良さは今も健在です。

宵宮では、堀江の清瀧神社、猫実の豊受神社、当代島の稲荷神社の境内に、宮神輿を中心に「御魂入れ」のために勢ぞろいした大小さまざまの神輿が並んだ様は、壮観の一言です。

今回も、百基を超す神輿が、元町地域を浦安独特の「マエダ、マエダ」の掛け声と、神輿を地面すれすれまで下ろして「マワレ、マワレ」の掛け声で回す「地すり」や、神輿を頭上に差し上げる「差し」、神輿を上に放り上げる「ほうり」など、見応えたっぷりの浦安独特の担ぎ方で練り歩き、4年間ためにためたエネルギーが爆発した3日間でした。

今年は、浦安市観光協会と商工会議所が、新町から市役所への無料送迎バスを運行して、2日間で1000人を超す市民を運び、元町のエネルギーに驚嘆の声が上がっていました。

自治会連合会の定例会で、元町地域の自治会から中町・新町地域の自治会に対して、三社祭への参加希望を受け付けるなどの申し入れがなされ、4自治会が有志を募って参加したとのことです。

さらに、浦安市在住外国人会(UFRA)の方々も、知り合いを通じて参加したり、ボーイスカウト浦安第2団も、北栄4丁目自治会に加わり、揃いの法被を着て、大いに盛り上がっていました。

また、友人や知人を通して参加した中町・新町の市民も多く、「浦安っ子」を実感したと喜んでいました。

境川沿いや、やなぎ通りの神輿渡御では、どこからこれだけの人が湧いたのかと思うほどの人出で、思い思いの祭り衣装に身を包んだ粋で鯔背な老若男女の汗と熱気であふれかえっていました。

オリンピックの開催と同じ年の4年に一度ですが、今年はとりわけ浦安誕生120年、さらに浦安発展の転機になった本州製紙江戸川工場事件から50周年という年でもあり、先人・先輩たちの苦労に感謝をするとともに、浦安の弥栄を祈るのにふさわしい祭りでもありました。

 

浦安市長 松崎秀樹
(広報うらやすNo.863 2008年7月1日号に掲載)

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