2006年

行政ランキング

2007年

年頭にあたり

子育て・家族支援者養成講座

財源と未納問題

長崎市長を悼む

深夜・早朝の訪問介護

市民会議と市民大学

浦安の舞

備えよ常に

視察報告1

壮大な実験を終えて

ペットの慰霊

2008年

年頭にあたり

平成20年とサステナブル都市

マラソンの中止と小さな天使

発達障がい

浦安アピール

褒めのアスリート

浦安三社祭

新型インフルエンザとタスクフォース

一緒に歩きませんか

「オムソーリ」(悲しみの分かち合い)

市民病院の後継法人

2009年

年頭にあたり

「周産期のセーフティーネット」

大レリーフ「懐かしい古き浦安」

赤十字救急法救急員

危機管理の心構え

天地人

国のかたち

非常事態に備える

市民便利帳と広報紙の一新

羽田空港問題の新たな火種と、知事への怒りの顛末

兼続と鷹山

2010年

年頭にあたり

新成人に思う

「21世紀の奇跡」の都市を視察して

「障がい」について

「津波」について

32年ぶりのベスト4

夢のみずうみ村

ウラヤスフェスティバル

危機管理監

非常事態に備える

異常気象が続くなかで開かれた7月25日の第31回納涼花火大会も、8月15日・16日の納涼盆踊り大会も、最高のお天気に恵まれて、会場は多くの市民であふれ、主催者をホッとさせました。

しかしそのころ、九州地方を中心に全国各地で、異常な集中豪雨で多くの死者を出しており、主催者は直前までお天気の心配をしていました。

多くのイベントの成功は、お天気に左右されるため、現在の異常気象はまさに主催者にとっては頭痛の種です。

浦安のお天気については、以前オーランド市に訪問したときに、ディズニーランドの日本進出の最後の決め手になったのが、浦安エリアのお天気だったと、裏話を聞き、アメリカのリサーチ力に驚かされました。

日々、暮らしている市民の皆さんもお気づきのことと思いますが、浦安はほかの地域に比べて、かなりお天気には恵まれたエリアのようです。

このお天気故に、江戸時代には一部塩田だったともいわれています。隣接する行徳地区には、「塩浜」「塩焼」などと、塩田の名残を地名に残しており、この地域の塩田で作られた塩は、江戸城中で食されたとのことです。

気象に関しては、8月の上旬、館山市長の招きで、館山市を訪れた折、館山湾に熱帯魚が乱舞していて、海中をのぞけるグラスボートに人気が集まっているとのことで、館山市長とも昨今の集中豪雨と併せて、今や日本は温帯気候から、亜熱帯気候に変わりつつあると、地球温暖化の危機を話し合いました。

温暖化による異常気象に加えて、8月11日の早朝に東海地方を震源とする最大震度6弱、2日後の13日には震度5弱、さらに21日にも一瞬でしたが、大きな地震があり、たて続く地震に緊張している毎日です。

さらに、新型インフルエンザが今年の秋から冬にかけて、第二波が猛威をふるうのではと予測していましたが、予想以上にその訪れが早く、全国的に発症者が拡大を続けています。

そして、ついに心疾患や腎不全などの基礎疾患をお持ちの方から、死者が出始めました。

9月に入り、新学期が始まりましたが、季節性のインフルエンザに加えて、新型インフルエンザがますます猛威をふるおうとしています。

私が今、何よりも心配しているのが、「いつ強毒性に変異するか」ということですが、現在危機管理監を中心に最悪の事態を想定し、非常事態に備えるよう万全な対策を講じつつあります。

異常気象、大地震、さらに新型インフルエンザと、まったく予断を許さない状況下ですが、「備えよ常に!」を合い言葉に、市民が一丸となって乗り切って参りましょう。

 

浦安市長 松崎秀樹
(広報うらやす第891号 2009年9月1日号に掲載)

©Copyright2017 浦安市と松崎ひできの18年のあゆみ.All Rights Reserved.