市民便利帳と広報紙の一新 9月15日、広告出版会社の株式会社サイネックスの村田社長から、平成21年度「浦安市民便利帳」の発刊の報告を受けました。 今年度の市民便利帳の作成にあたって、日本各地で地域の電話帳を作成・配布してきた実績を持つサイネックス社から、市民にとって有益な広告を載せつつ、印刷や配布に関わる経費を捻出し、市の負担をゼロにできるとの提案をいただきました。 提案は今年の初めごろでしたが、庁内で検討した結果、4月8日に、協働発行に関する協定を結び、実質5カ月あまりで、官民協働の新しい行政情報誌「浦安市民便利帳」が完成しました。 昨年までは、約200万円の予算で、発行部数を1万部とし、2色刷で、主に転入者に配布するとともに、希望者にもお分けし、毎年作成してきましたが、すべての行政情報が盛り込まれた正に市政情報の宝庫が、全戸に行き渡らないもどかしさを抱えていました。 今回は、発行部数も9万部と増やし、配布対象を現在約7万2千世帯の全戸に配布することができるようになりました。 市の行政情報については、市が責任を持って提供していますが、サイネックス社が編集を行い、行政分野別の目次とともに、市民の目線から見た目的別の目次もあり、市の歴史や文化財、公園や市の概要の紹介、市庁舎案内などの「浦安ガイド」、税や市の諸事業の解説の「行政ガイド」、また、図書館や公民館などの「公共施設ガイド」、さらに市内の医療機関を紹介する「生活ガイド」など、内容も盛りだくさんです。 困ったときや何かを探すときだけではなく、眺めるだけでも楽しい、4色刷・フルカラーのガイドブックに仕上がっています。 この市民便利帳は、10月中旬までに、全戸配布を終えることになっていますが、市としても、市政の全容を全世帯に徹底周知できるものと喜んでいます。 是非、大切に保存していただき、大いに活用してくださるようお願いいたします。 さて、本紙を手にされてお気付きのことと思いますが、今月号から紙面を一新しました。 これは、公募型プロポーザルの結果、市内の千鳥地区にある株式会社産経新聞印刷の印刷工場が印刷を行うことになったのを機に、編集内容を見直し、見やすい横組み・フルカラーにし、さらに見開きも逆にしましたが、毎日の新聞編集のプロのノウハウを活用しながら、今後とも、一人でも多くの市民に読んでいただける「広報うらやす」を目指して参ります。 ご期待ください。
浦安市長 松崎秀樹 |